後輩力を身に付けるだけで今後のあなたの働く環境が一変します。
新卒で入社した時に、仕事のスキルにはそれほど差がないですが、この記事でお話する「後輩力」を身に付けているかいないかで、これからの成長スピードも変わりどんどん差ができます。
この記事では「後輩力」が何なのか、「後輩力」の身に付け方をお伝えします。
少しでも皆さんの役に立てればうれしいです!
後輩力とは?
後輩力とは簡単に言うと、先輩から好かれる能力だと私は思います。
同期入社などで、先輩からよく声をかけられたり可愛がられている人周りにいませんか?
その人は後輩力が高く先輩に可愛がられているのです。
社会で生きていくうえで、この「後輩力」を身に付けておいて損はありません!
新入社員で入った時に先輩に可愛がられれば人脈も広がり、仕事自体もやりやすくなります。
後輩力を身につけることで得られるもの
人脈が広がる
例えば自分が先輩だと考えたらわかりやすいと思います。
可愛い後輩には、他の同僚に紹介したり目上の方に紹介したりしませんか?
そして紹介された先の方にも可愛がられることで人脈が広がり、仕事のチャンスが舞い込む事も少なくありません。仕事での人脈は広ければ広いほど今後仕事がしやすくなり、自分の成長にもつながります。
先輩からより多くの知識や経験が得られる
「この子にはより多くの事を話してあげたい」「経験を積ませてあげたい」先輩にそう思われたら勝ちです。先輩も人間です。好いている後輩と何も思っていない後輩だったら断然好いている後輩のほうが成長してほしいと思い様々な話や経験をさせてくれます。後輩力が高いことにより他の後輩より多くの経験を積ませてもらえたり先輩の経験を話してもらえる事でより多くの知識を得られる事につながります。
働きやすい仕事環境
人間関係良好であると仕事もスムーズに進み働きやすい環境となります。
先輩に好かれる後輩力を身に付けると、自然と周りの人との関係も良好になります。
ただ先輩に好かれるために先輩にだけ愛想よくする人もいますが、その場合同期や後輩からは嫌われてしまう可能性があるので要注意!しかも先輩も周りへの対応もちゃんと見ているので先輩にだけ愛想を振りまいている人と思われて先輩にも好かれない可能性があります。
人として当たり前ですが、人を選んで愛想を振りまくのはNG。
皆平等に真摯に対応したうえで今からお伝えする後輩力を先輩に対して意識するようにしましょう◎
後輩力の身に付け方
素直さを大事にする
先輩が仕事の事でアドバイスをくれたとき、何か教えてくれた時には一旦素直に受け取りましょう。そしてとりあえずアドバイス通りやってみることが大事!やってみたうえで自分に合う合わないを判断してアドバイスもらった内容を自分なりにアレンジしましょう!
最初からアドバイス頂いた事を自分なりにアレンジして行うと、先輩からすると何か意図があってアドバイスをしたのに、自分なりのアレンジを加える事で先輩の意図する内容と反する可能性があります。
「せっかくアドバイスしたのに」「自分の考えを否定された?」など感じる可能性があります。
自分なりに考えを持つという事は悪くないですが、先輩も考えをもってアドバイスしてくれているのでまず一回素直に受け入れましょう◎
挨拶は必ず自分から
先輩を見つけたらなんとなーく避けてません?気付かれないように息をひそめてませんか?
せっかくのアピールチャンスもったいない!!
勇気を振り絞って元気よく自分から挨拶してください。
好かれるには自分からまず好意を示すことが大事。好意を示すのに一番簡単なのは挨拶です。
自分から挨拶することによって、少なくともこの人は自分に敵意や嫌悪感を持っていないのだろうと思ってもらえます。そうなると先輩も好意を寄せやすい!!
程よく頼ろう
人間頼りにされて嫌な気はしませんよね?
入社して間もないので、自分ひとりで抱えきれない問題は山ほどあると思います。
でもそんなときに、先輩からすると後輩の抱えている問題がみえないと助け舟を出してあげることも難しい。だから程よく頼ってください。自分で抱えて大問題に発展するより途中で素直に頼られるほうが先輩も気持ちよく手助けができます!
新人のうちは言い方悪いかもしれませんが、使える先輩は使うべき!!(笑)
自分の考えを持とう
例えばこの2人同じ案件の進め方に困っていますが、どちらの聞き方のほうが好感を持てるでしょうか?
今この案件で困っています。どうしたらいいですか?
今この案件で困っています。
私はこうしたほうがいいのかと考えたのですが、先輩のご意見いただけますか?
私は後輩くんのほうが好感が持てると思います。それはなぜかというと、後輩くんはわからないなりに自分で考え自分の考えを伝えたうえで先輩の考えを聞こうとしているからです。
後輩ちゃんの場合、自分では考えずわからないので先輩に丸投げしてしまっているように聞こえますよね?それでは先輩からすると任された仕事を丸投げで先輩に答えを求めてくる人と感じてしまい好感は持てません。間違っていてもいいので何事もまずは自分で考え自分の考えを伝えるようにしましょう。
謙虚な気持ちを忘れない
仕事でうまくいった時、ついつい自分の頑張りが報われたと思って自分だけの手柄に思ってしまうことがあります。もちろん自分の頑張りは大きいですが、その成功は自分1人の力では達成できなかったと思います。先輩に相談しアドバイスを頂いた事でしょう。そんな時に「●●先輩のおかげです」と一言先輩の事を立てることができる人は後輩力が高いです。謙虚な気持ちはいつになっても忘れずにいましょう。
まとめ
これであなたも先輩に好かれる後輩へ!!
①「素直な気持ち」
否定せず、まずはとりあえず受け入れる
②「挨拶は自分から」
まずは自分から相手に好意を示そう
③「程よく頼る」
自分ひとりで抱え込まない!頼ることも時には必要
④「自分の考えを持つ」
相手に丸投げはしない。自分の考えを持とう
⑤「謙虚さを忘れない」
物事1人では遂行できないことばかり、相手に敬意と感謝の気持ちを常にもつ
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